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2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」収録進む

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(C)NHK

2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)の収録が進んでいる。主人公は鎌倉幕府の2代執権、北条義時。野心とは無縁だった義時が源頼朝との出会いをきっかけに政治の表舞台に登場し、武士の最高権力者へとのぼりつめる姿を描く。劇作家の三谷幸喜が脚本を担当し、小栗旬が主演する。

収録は6月9日にスタートし、7月には序盤の舞台となる静岡県でのロケ撮影に移った。北条氏ゆかりの地である伊豆の国市のオープンセットを中心に、県内各地で収録し、北条氏が平家方の館に攻めるシーンなどを撮った。三谷脚本の大河ドラマは「新選組!」(04年)、「真田丸」(16年)に続いて3作目。清水拓哉・制作統括は「大河ドラマ3本目にして初めて歴史の勝者を主人公にした物語」といい、「三谷さんらしい面白さがしっかりあるエンターテインメントになっている。予想以上の手応えがある」と自信を語る。

伊豆の豪族の次男として生まれた義時の運命は、姉・政子が流人だった源頼朝と結婚したことで大きく変わる。頼朝の側近となって天下取りに加わり、平家に勝利。頼朝の死後、幕府は義時を含めた有力家臣13人による合議制へ。勢力争いで脱落する家臣が相次ぐ中、最後に最年少の義時が残る。「義時は野心や野望があったわけではなく、与えられた使命に悩んだり、苦しんだりしながら成長する。一癖も二癖もある人物に翻弄されながら、必死にぶつかっていく義時を小栗さんが演じている」と清水・制作統括は語る。

鎌倉殿とは鎌倉幕府将軍のことで、「鎌倉殿の13人」という題名そのものに「群像劇の名手の三谷さんらしさが詰まっている」という。「歴史は1人の英雄によって動くのではなく、たくさんの人がかかわり、努力や葛藤、偶然といったものから作り出されていく。三谷さんはその面白さを大河ドラマでやろうとしていると思う」

スタジオ収録の際、技術的な新たな試みもする。スタジオに発光ダイオード(LED)の巨大モニターを設置、ここにCG(コンピューターグラフィックス)などで制作した背景美術を投映し、俳優は映像の前で演じる。実写では難しい昔の街並みや豊かな自然を背景にした撮影が可能になり、ロケに行ったような映像を作り出すことができるという。

(関原のり子)

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