四元康祐「詩探しの旅」繊細さと政治的弱さ - 日本経済新聞
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四元康祐「詩探しの旅」繊細さと政治的弱さ

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トルコ南部の町、ハルフェティで連詩を巻いたのは2018年5月。その2年前の夏トルコでクーデター未遂事件があり、エルドアン大統領は大規模な粛清を展開した。5万人を逮捕、教職者を含む公務員15万人を解雇・停職。詩人も例外ではなかった。

僕は2017年の秋にもトルコを訪れたが、詩人たちは昼間は朗らかに振る舞いつつも、夜が更け酒が回ると絶望と不安を吐露した。ドイツから来た僕に、移民としての住み心地や心得...

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ドイツに長く住み、世界の詩祭を巡ってきた四元康祐さんのエッセー「詩探しの旅」。詩人たちとの魅惑の出会いや詩のエッセンスをバックナンバーでお楽しみください。

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