侵入「防げぬ」サイバー攻撃急増　最新手口がわかる11選

サイバー攻撃の手口が巧妙になり、被害が広がっています。サイバー攻撃に脆弱な中小企業が狙われ、サプライチェーン全体が深刻な打撃をうけるケースが出ています。コンピューターの未対策の脆弱性を突く「防げない」サイバー攻撃も増えています。最新のサイバー攻撃の手口と対策を知るのに参考になる記事を選びました。（内容や肩書などは掲載当時のものです）

コンピューターの未対策の脆弱性「ゼロデイ」を突く攻撃が急増しています。ゼロデイ攻撃を仕掛けられるとシステムへの侵入を防ぐことが原則できません。侵入を前提に被害を最小化する対策が必要となります。

身代金要求型ウイルスの「ランサムウエア」や、メールを通じ拡散するマルウエア（悪意のあるプログラム）「エモテット」。攻撃対象を広げたり、手口を変えた「変異型」が現れたりするなどして被害を広げています。

サイバーセキュリティーに関連する人材の不足が深刻になっています。6割の企業が「人材」が不足していると感じています。サイバー攻撃対策に予算をどの程度かけ、どうやって人材の確保やスキルの育成をするかが課題になっています。