サーパスや丸紅、福利厚生で「フェムテック」 不安解消へ
生理痛薬の遠隔処方支援 体調改善のデータ分析
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福利厚生で、女性の悩みをテクノロジーで解決する「フェムテック」が広がり始めた。女性社員が約8割のスタートアップは専門家の遠隔相談サービスを導入し、生理痛などを緩和する低用量ピルを補助する。丸紅やエムティーアイは社内に導入後、外部にもサービスを提供し効果のデータも示す。欧米に比べ、日本は女性特有の体調不良へのピル服用や理解が少ない。労働損失は年5千億円規模で、競争力に影響する。