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AIのデータグリッド、3億円調達 AI活用サービスに投資

人工知能(AI)開発のデータグリッド(京都市)はこのほど、第三者割当増資と借り入れで3億円を調達したと発表した。これまで企業と複数の協業案件を実施してきたが、今後は写真をアップロードすると洋服を試着した画像を自動生成するサービスなど自社開発の製品に投資する。試着サービスは1年でアパレル関連の30~50社に提供を目指す。

第三者割当増資で約2億5000万円を調達した。既存株主のDeep30とアエリアに加え、京都信用金庫傘下の京信ソーシャルキャピタル、池田泉州銀行傘下の池田泉州キャピタルなどの地銀系ベンチャーキャピタル(VC)が引き受けた。三菱UFJキャピタルやSMBCベンチャーキャピタルなどメガバンク系VCからも出資を受けた。増資に加えて約5000万円を借り入れた。2017年の創業以来、増資と借り入れを合わせた累計の調達額は約6億円になった。

データグリッドは敵対的生成ネットワーク(GAN)を用いた合成データの作成に強みを持つ。本物に似た画像を生成するAIと、その真偽を判定するAIを競わせることで、より自然に見える画像を作成できる。調達した資金で技術開発を進めるほか、AIサービスの開発も加速させる。社員数は現状20人弱だが、1年間でエンジニアを中心に新たに10人程度を採用する計画だ。

データグリッドは既に、スマートフォンで撮影した利用者の写真をもとにAIが洋服の試着イメージを生成するサービス「kitemiru(キテミル)」を開発している。試着したい洋服に着替える手間が省けるほか、オンラインでの買い物でも試着イメージを確認できる。既に子供服を製造販売する会社などに試験提供している。月額の利用料金を課すモデルを検討しており、22年末までには「新たな市場をつくりシェアを獲得したい」(岡田侑貴代表)という。

オンライン試着サービスに加え、人間の姿をした「デジタルヒューマン」が文字の読み上げなどを担う動画を自動で作成するサービスも開発中だ。22年3月まで実証実験を重ね、4月には製品化したい考え。

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