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ソシオネクストが上方修正 23年3月期、純利益2.2倍に

半導体設計のソシオネクストは30日、2023年3月期の連結純利益が前期比2.2倍の162億円になる見通しだと発表した。従来予想を32億円上方修正した。新製品の量産立ち上げに必要な委託先の生産枠を確保したことで出荷が進むことに加え、為替の円安も業績を押し上げる。期末配当は従来予想から30円増やし、190円にする。

売上高は62%増の1900億円を見込み、従来予想を200億円上方修正した。半導体市場が減速する中で製造受託企業(ファウンドリー)の製造ラインに余裕が生まれており、ソシオネクストにとっては生産枠を確保しやすくなっている。

足元では、製品の生産が想定よりも前倒しで進んでいる。微細な回路を使った先端品の案件が増え、開発段階で計上する売上高が押し上げられた。23年3月期下半期の想定為替レートは1ドル=120円だったのに対し、22年10〜12月期実績が141.6円だったことも上振れ要因になる。

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