NTTデータと三菱商事、RPAを世界で販売
NTTデータと三菱商事は30日、定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)製品の世界展開で協業すると発表した。NTTグループのRPA製品「WinActor(ウィンアクター)」を海外の三菱商事グループ企業が所有する顧客基盤を通じて販売する。NTTデータは2024年末までに海外の企業や行政機関向けに5千ライセンスを販売する計画を立てており、三菱商事グループとの連携で達成を早めたい考えだ。
世界展開に先駆けて、NTTデータと三菱商事のブラジル法人同士は5月に提携し、ブラジルやチリ、コロンビアといった中南米地域の10カ国でWinActorを共同で販売し始めていた。このたび、中南米での協業を全世界に拡大する。