再エネ設備をドローンで点検 A.L.Iとエアロダイン

ドローン事業を手掛けるA.L.Iテクノロジーズ(東京・港)とマレーシアのドローン大手エアロダインの日本法人は共同で、太陽光や風力発電設備の点検サービスを始めた。A.L.Iが全国に持つドローン操縦士のネットワークや運航管理システムと、エアロダインのデータ分析技術を組み合わせる。洋上風力発電の設備点検も視野にサービス連携する。
太陽光パネルのひび割れ点検や、風力発電設備のブレード(羽根)点検などの需要を見込む。従来は目視で確認していた項目を、ドローンのカメラなどを用いて点検しデータ分析することで異常部分を検知できる。将来的には洋上風力発電の設備で需要が高まると見込む。人が点検する場合は設備までの移動にも費用がかさむため、ドローンを飛ばすメリットが大きい。