空港の脱炭素、再生燃料供給競う 伊藤忠やENEOS
[有料会員限定]
日本企業が持続可能な航空燃料(SAF)の供給網を広げている。伊藤忠商事は欧州企業と組み、6月から国内で初めて海外の航空会社にSAFを供給する。航空業界で環境規制が厳しくなり、SAFを供給できない国・地域は素通りされかねない。脱炭素時代の空港の競争力を高めようと、国産、輸入品の両にらみで海外との競争に備える。
5月下旬、伊藤忠はアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空とSAFの供給契約を結んだ。...

SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった略語で、国連サミットで2015年9月、全会一致で採択された世界共通の行動目標。国や民間企業の取り組みに関する記事をお読みいただけます。