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投資アプリのトラノテック、29億円調達 生保と業務提携

投資アプリのTORANOTEC(トラノテック、東京・港)は30日、資産運用会社などから約29億円を調達したと発表した。口座開設数は30日時点で約30万と、1年で5割増えた。調達した資金はマーケティングや機能開発に使い、利用者のさらなる増加を狙う。住友生命保険との業務提携も発表し、投資アプリの利用者向けの保険商品を共同開発する。

第三者割当増資の引受先は産業革新投資機構傘下のJICベンチャー・グロース・インベストメンツ(東京・千代田)、シンガポールを拠点とする運用会社のアスリード・キャピタル、アイフル傘下のAGキャピタル(東京・港)、住友生命傘下のコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)など。その他にも海外の機関投資家が引受先として加わったもようだ。

おつり投資アプリ「トラノコ」は登録したクレジットカードやnanaco(ナナコ)などの電子マネーで買い物をすると、あらかじめ指定した端数にあたる金額が「おつり」とみなされ、資産運用に回される仕組み。「おつり」は月に1度、登録した銀行口座から引き落とされる。

調達した資金は利用者の増加のため、広告などのマーケティングや、おつり投資アプリの機能追加などに充てる。2020年には歩いた分に応じて投資に回せるポイントがもらえる歩数計アプリ「マネーステップ」を開始したが、新たに調達した資金でマネーステップに続く「投資の新たな仕組みを設けたい」(トラノテック)と話している。

住友生命系のCVCからも資金を調達し、住友生命とは業務提携を結んだ。おつり投資の利用者向けの保険商品や、おつり投資アプリと連動した保険サービスを開発するもようだ。「これから新規事業について話し合っていく」(トラノテック)と話しており、サービス開始などの具体的時期は未定。

トラノテックは大手企業との提携を加速している。6月には東京電力ホールディングスの小売り子会社と業務提携を結んでいた。

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