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ペプチド、RNA干渉薬を米社と開発 最大2400億円受領

ペプチドリームの研究風景(川崎市の研究施設)

創薬スタートアップのペプチドリームは30日、米バイオ企業のアルナイラムと「RNA(リボ核酸)干渉」と呼ばれる現象を応用した薬の共同開発で組んだと発表した。契約に伴い一時金収入など最大約22億ドル(約2400億円)を受け取る可能性がある。

「RNA干渉」とは細胞の中にRNAの断片を入れると、本来のRNAの働きが邪魔されたんぱく質が作れなくなる現象をさす。アルナイラムは同分野に強みを持ち、疾患の原因となるたんぱく質が作られるのを防ぐ薬を開発する。

RNAは体内で分解されやすく、狙った場所に届ける技術に課題があった。アルナイラムは肝臓に薬を届ける技術は実用化していたが、新たにペプチドリームと組んで全身の組織を狙った新薬の開発を目指す。

ペプチドリームは体内の狙った部分にくっつくペプチドの創製技術に強みを持つ。アルナイラムの薬剤とペプチドを組み合わせ、疾患部位の細胞や組織に適切に届けられるようにする計画だ。

ペプチドリームはアルナイラムから契約一時金や開発の進捗に応じたマイルストーン収入など最大約22億ドルを受け取る見通し。このほか製品化した場合には売上高に応じたロイヤルティー収入を獲得する権利をもつ。

ペプチドリームは体の狙った場所に薬を届ける技術で提携を広げている。武田薬品工業と脳などの中枢神経疾患を狙った治療薬の研究で組むとも公表しており、同契約でも一時金など最大約35億ドルを受け取るとしている。

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