みらい造船の木戸浦健歓社長、造船所の「存在意義」強調
仕事人秘録 「日本最小」の造船再編(13)
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新たな造船所には東日本大震災の教訓を防災面で生かしている。
2013年4月から造船業の関係者で作った「気仙沼造船団地協同組合」で、新たな造船所にどんな設備を配置するかなどの協議を始めました。そもそも気仙沼のどこに造船所を設けるかについては、いくつかの候補地がありました。
それでも気仙沼はカキなどの養殖が盛んで、それらの用途で海面を使っている地域は避ける必要があります。そのほかに一定の広さの土地を...
