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NTTの技術、報道公開 遠隔地から間近にスポーツ観戦

五輪バドミントンの試合で実証

NTTの通信技術で映し出されたバドミントンの試合(30日午後、東京都江東区の日本科学未来館)

東京五輪・パラリンピックの試合を「間近」に観戦できる――。日本科学未来館(東京・江東)で30日、遠隔地からでも、臨場感あるスポーツ観戦がしやすくなるNTTの通信技術が報道公開された。同日実施された五輪バドミントンの試合の仮想映像をリアルタイムで上映した。

この技術は、今回の五輪に向け、街頭などに設ける「パブリックビューイング」の会場向けなどにNTTが用意していたもの。新型コロナウイルスの感染拡大で一般の消費者は体験できなくなったが「技術検証の一環」として30日報道公開した。イベントは日本科学未来館が主催し、NTTや東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が協力した。

NTTの通信技術「Kirari!」を公開した。競技会場である武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で撮影した映像から選手、バドミントンの羽根である「シャトル」の映像を抽出し、未来館にリアルタイムで伝送。未来館に設けた実物大のコートにLEDディスプレーやプロジェクターなどを置いて多層的に投影し、実際の会場の観客席を模した座席から、選手が立体的にみえるようにした。

シャトルの映像はネットを越える際に時折途切れるものの、選手の映像は立体的で動きも滑らかだった。シャトルがラケットに当たる音や選手の靴と床が擦れる音、歓声や息切れなども再現し、臨場感を高めた。

イベントに参加したNTT人間情報研究所の担当者は「(一般の人々に)直接体験してもらえないのは正直残念だが、今後はスポーツだけでなくコンサートや歌舞伎といった分野にも技術を利用していきたい」と話した。

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