TKP、アパホテルの宴会場やブライダル施設を運営

貸会議室大手のティーケーピー(TKP)は、「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」(千葉市)のブライダル施設や宴会場などを2023年7月から運営する。1フロア分の運営を新たに受託した。宴会や婚礼のほか、企業研修などビジネス利用も想定する。新型コロナウイルスに関し政府による行動制限の緩和が進み、大規模な対面イベントが再開されつつあるなか、コロナ後の需要回復を取り込む。
同ホテルは地上50階建てのリゾートホテルで、JR海浜幕張駅から徒歩7分の場所にある。TKPはもともと宿泊棟の48階と地下1階の会議室スペースを運営していたが、これらに加え46階の宴会場とブライダル施設の運営も新たに請け負う。会議室の貸し出しだけでなく、宴会や結婚式などの運営業務も担う。
増床分を合わせた総床面積は約1万3561平方メートルと、TKPが運営する会議室施設としては最大規模となる。企業による記者会見や人事研修などで大規模施設の利用も見込む。