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ソニー、AI解析の監視カメラ用4K画像センサー

ソニーグループは29日、人工知能(AI)の映像解析に適した監視カメラ用のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサーを開発したと発表した。従来品に比べ、明るい場所での白飛びや暗い場所の黒潰れが起きにくい。市街地や交通監視など、動く物体などを常時監視する用途に向いている。

子会社のソニーセミコンダクタソリューションズが「IMX585」を開発した。サイズは対角が12.84ミリメートルで、有効画素数は841万と4Kに対応する。サンプル品の価格は1枚4400円と監視カメラ用センサーでは高価格帯で7月から出荷する。

監視カメラは夜間に対象物を認識するため、広いダイナミックレンジ(撮影できる明るさの範囲)が求められる。暗闇では黒潰れを防ぐため、複数の画像を重ねて合成する手法が用いられるが、動く物体のブレやノイズが起きやすく、AIが機械的に物体を判定する際のエラーの原因になっていた。

ソニーは独自の製造技術を開発し、画素数が多くても光を受ける部分の面積を広くすることで、2019年発売の従来品よりダイナミックレンジを広げた。複数枚を重ねずとも1枚の画像から、AIが移動物体を認識しやすくなった。

ソニーによると、近年の監視カメラは映像を人が直接確認するのではなく、AIが自動認識するタイプが主流。同社の監視カメラ向けの画像センサーも販売が伸びており、高付加価値のモデルを積極的に投入している。

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