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日鉄が抗ウイルス鋼板 新型コロナで施設の需要増にらむ

日本製鉄は29日、光触媒を塗布して抗ウイルス性を持たせた鋼板を開発したと発表した。低照度の環境下で試験を実施し、付着したウイルスが不活化することを確認した。新型コロナウイルスの感染拡大で衛生意識が高まる中、オフィスや公共施設の内装など向けに2021年度中の商品化を目指す。

日鉄が開発した抗ウイルス鋼板は光触媒に酸化チタンを使う。酸化チタンは光エネルギーで活性化し、酸化作用を持つことで抗ウイルス性や抗菌性などを発揮する。鋼板の表面に直接、光触媒を塗布することで製品にこうした機能を持たせる。

同社は電気亜鉛めっき鋼板「フェルーチェ」を用い、照度500ルクスの環境下で抗ウイルス性を検証する実験を実施。4時間の照射時間の中で光触媒を塗布した鋼板は、付着したウイルスが99.99%不活化することを確認した。同社によると光触媒を直接塗布し、数百ルクスの低照度環境下でも抗ウイルス性を発揮する鋼板は世界初という。

光触媒を使っても鋼板の見た目が変わらないことや、プレスなど加工後も抗ウイルス性を維持できることも確認済みだ。目下、新型コロナへの効果に関しても検証を進めている。オフィスや学校といった施設の内装や、宅配ボックスなど不特定多数の人が触れる用途向けに商品化を目指す考えだ。

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