JR東日本、東京駅構内に応接室付きシェアオフィス

JR東日本は応接室付きの高級シェアオフィス「STATION DESK 東京 premium」を東京駅構内に開業した。個室や応接室を備えたほか、受付スタッフが常駐しウエルカムドリンクを提供する。移動時間の合間に仕事をしたい新幹線の乗客などの利用を見込む。
東京駅八重洲中央口から徒歩1分の立地で、午前10時から午後6時まで営業する。シェアオフィス内にはプレミアムシート8席と個室ブース2室、最大4人で利用できる応接室2室を設けた。個人での仕事の利用だけでなく、応接室での商談など幅広い利用を想定する。
同社が手がけるシェアオフィスサービス「STATION WORK」に会員登録すれば、予約が可能だ。利用料金はプレミアムシートは15分につき550円、応接室は2200円。2022年3月末までは特別料金としてプレミアムシートは330円、応接室は1320円で提供する。法人契約でも利用できる。
JR東日本は19年からシェアオフィス事業を本格的に始めた。駅のホームにコワーキングスペースなどを展開しており、シェアオフィスの拠点は全国で約200カ所となった。新型コロナウイルスの影響でシェアオフィスの需要が高まるなか、23年度に1000カ所体制をめざす。