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メールなりすまし対策 OutlookやGmailなどが対応

日経クロステック

フィッシング対策協議会(東京・中央)と日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は28日、主要な電子メールソフト・サービスのうち、暗号化技術「S/MIME(エスマイム)」に対応したメーラーは9種類だったと発表した。対応メーラーは間違いなく本人から来たメールで改ざんがされていないことを確認できる。マイクロソフトの「Outlook(アウトルック)」やグーグルの「Gmail(Gメール)」などが対応している。

S/MIMEはメールを暗号化して送信可能なため、政府や大手情報技術(IT)企業などが利用を停止した「PPAP」の代替手段としても注目されている。PPAPは「パスワード付き暗号化ファイル(P)の後にパスワード(P)を送る暗号化(A)プロトコル(P)」の略である。

フィッシング対策協議会とJIPDECは5~7月に、主要なメーラーのS/MIME対応状況を調査した。調べたのは「Outlook」「Thunderbird(サンダーバード)」「Gmail」「Yahoo!(ヤフー)メール」とiPhone標準の「メール」の5製品で、基本ソフト(OS)などの動作環境が異なる計12種類を対象とした。

S/MIMEの電子署名メールを受信してなりすましを区別できるメーラーは9種類で、OutlookやGmailなど国際的に普及したメーラーが対応している。

一方、S/MIMEの電子署名メールを送信できるメーラーはOutlook(ウェブブラウザー、パソコンアプリ、iOSアプリ、アンドロイドアプリ)とThunderbird、iPhone標準のメールの6種類だった。S/MIME暗号化メールの送受信も同様に6種類のメーラーが対応している。

(日経クロステック/日経コンピュータ 大豆生田崇志)

[日経クロステック 2021年9月28日掲載]

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