/

三井不動産、古い建物を壊さず「再生」 CO2排出7割減

三井不動産は6日、古い建物を壊さずに長寿命化する「再生建築」の工事現場を公開した。建物の構造部分の84%を再利用しながら改修することで、同規模で建て替える場合に比べ二酸化炭素(CO2)排出量を72%削減する。耐震性能も向上し、建物の価値を高められると見込む。

公開したのは東京都新宿区にある地上9階建てマンションの工事現場。築50年の物件で、設計事務所の青木茂建築工房(福岡市)が提唱する「リファイニング建築」という手法で改修している。既存の構造を残しながら、壁や柱を追加するなどして強度を高める。

構造部分を再利用すれば建築廃材を減らせるため、CO2排出量を削減できる。一方で耐震性能や断熱性能は新築物件と同水準に高められ、古い物件でも高い賃料を設定しやすくなると見込む。工事にかかるコストは建て替えの約70%に抑えられる。

公開したマンションは2022年3月に完成し、賃貸住居32戸や店舗が入る予定だ。もともとは3LDKの間取りが多かったが、改修を機に1LDKを増やして単身者や共働き夫婦らの需要を狙う。

物件は個人オーナーが所有しており、三井不は改修や入居者集めなどを支援する。同社はほかの3物件でも再生建築を使った改修を計画している。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン