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ヒューリック、最大で1158億円を調達 公募増資などで

ヒューリックは28日、公募増資などで最大1158億円を調達すると発表した。公募増資は約6年ぶり。調達資金は新規物件の取得や耐震強化を目的とした建て替え資金に振り向けるほか、短期借入金などの返済に充てる。新型コロナウイルスを機にオフィスの縮小が進むなかでも業績は堅調だ。財務の安定性を維持しつつ、脱炭素化に向けた投資を含めた競争力の向上を目指す。

新たに発行する普通株8480万5千株を国内外で公募する。価格は10月6日から11日の間に決め、その5営業日後を払込期日とする。会社によると、オーバーアロットメントに伴う第三者割り当てを含めた希薄化率は約12%になる。

調達する1158億円のうち、621億円を耐震性強化に向けた施設の開発や建て替えに投じる。保有施設の電力を再生可能エネルギー由来に切り替える計画で再エネ電力を賄う自家発電施設の建設費には14億円を振り向ける。その他、新規物件の取得資金、短期社債や短期借入金の返済にも充てる方針だ。

同社の2021年1~6月期の連結純利益は前年同期比30%増の359億円。通期も増収増益を見込む。29年12月期までの中長期経営計画では、経常利益を20年比約9割増の1800億円まで伸ばす方針を掲げる。

同社は28日、22~25年に総投資額から資産売却額を引いた「ネット投資」で1兆2000億~1兆4000億円を投じる計画を公表した。新規物件の取得や競争力の強化に欠かせない成長投資を行いつつ、純負債資本倍率(ネットDEレシオ)など財務面の安定性を確保できるかが課題となる。

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