08年度以来の宇宙飛行士試験、どう選ぶ? もう45%落選
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2009年に3人選んで以来となる日本人宇宙飛行士の選抜試験が本格化する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月8日から英語などの「0次試験」を実施する。その前の書類選考の段階で、すでに応募者の45%にあたる1861人が落選した。「日本人の月面着陸1号」になり得る人材を選ぶ険しいレースが幕を開ける。
「頭の中が真っ白になった」。試験の落選が決まった都内に住むある男性は悔しさをにじませる。JAXAは4月22日に書類選抜の結果を発表した。応募者4127人のうち、第1関門を通過したのは2266人にとどまった。...