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小田急百貨店、新宿本館55年の営業に幕 西口再開発で

小田急百貨店が2日、新宿店本館(東京・新宿)の営業を終了した。全面開業から55年の歴史に一旦幕を下ろした。本館は新宿駅西口エリアの再開発に伴い建て替える。食品や化粧品など一部売り場は4日に改装オープンする隣接する新宿西口ハルク(同)に移設し、営業を継続する。

本館の最終営業日となった2日は周辺住民など、多くの来店客が別れを惜しんだ。各売り場は最後のセールで掘り出し物を見つけようとする来店客でにぎわい、屋上広場では最後の本館の様子を写真に収めようとする人の姿が目立った。

2日に本館を訪れた世田谷区在住の60代女性は「子どもの頃から家族で訪れていた。お子様ランチを食べていたのが懐かしい」と思い出を振り返る。夫婦で最後の買い物に訪れたという品川区在住の50代主婦は「コンパクトで買い物しやすい百貨店だった。建物がなくなってしまうのは残念」と話す。

小田急百貨店新宿店本館は1966年に一部が開店し、67年に全面開業した。2棟の駅ビルの外観が同じパネルで統一されたデザインが象徴的な建物として、駅利用客や沿線住民を中心に親しまれてきた。

本館は3日から解体工事を始める。近接する商業施設「新宿ミロード」なども2023年4月以降順次取り壊し、跡地には商業施設やオフィスの入る高さ260メートル、地上48階建ての複合ビルを建設する。29年度の開業を予定する。

小田急百貨店新宿店は4日以降、新宿西口ハルクで一部の営業を継続する。ハルクの地下2階~地上2階(中2階含む)と7階が営業フロアとなり、食品や化粧品、高級ブランドの店舗などが移設される。7階には催事スペースやギフトサロンも設ける。

(佐藤優衣)

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