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三井化学、樹脂原料を6割減産 福岡・大牟田工場で

三井化学は28日、建設資材や塗料に使うポリウレタン原料「トルエンジイソシアネート(TDI)」を減産すると発表した。2025年7月にも、TDIを生産する大牟田工場(福岡県大牟田市)の生産能力を年12万トンから同5万トン程度に縮小する。

TDIは人口減などを受け需要が減少している。一定数の需要は続くため、工場の生産停止はしない方針。TDIの原料のバイオマス化やリサイクルの仕組みづくりも検討する。

三井化学は市況変動の影響を受けやすい石油化学事業の整理・縮小を含めた改革をしている。23年夏にはポリエステル繊維原料「高純度テレフタル酸(PTA)」の国内生産を停止する予定。合成樹脂などの原料となる基礎化学品フェノールを生産するシンガポール子会社を英化学大手に売却することも発表している。

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