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SONY CARの衝撃 EV大競争まとめ読み

ソニーグループが電気自動車(EV)に本格参入する。3月にはホンダとの提携も発表した。米アップルのEV参戦もささやかれる中、IT(情報技術)やエンターテインメントの知見を注ぎ込む「SONYカー」の登場は、自動車産業の変革を促しEVを巡る大競争の幕開けとなる。注目の記事を集めた。(内容や肩書などは掲載当時のものです)

車の価値を変革 エンターテインメントに着目

「車の価値を『移動』から『エンタメ』に変える」。吉田憲一郎会長兼社長はEV参入を通じてモビリティー(移動)産業を変革するビジョンをこう語る。車を移動の道具から進化させ、エンタメを楽しむ空間へと変貌させるのだという。強みを持つ画像センサーや映像・音響技術、コンテンツを結集し、どのようなSONYカーの姿を描いているのか。

米アップルも狙う供給網    

20年1月、空調部品大手サンデンホールディングス(現サンデン)の米テキサス州にある現地法人に、スーツ姿の男性がさっそうと現れた。サンデンの営業社員が会議室に案内すると、「米アップルの部品担当」を名のる男性はおもむろにファイルを開いた。そこには電気自動車(EV)と空調部品の設計図が描かれていた。

日本車メーカー、巻き返し急ぐ 先行する欧州勢 

ガソリン車と比べ部品点数が少なくソフトでの優劣が勝敗を分けるEVでは、設計から製造までひとつの企業が手がけるというよりも、それぞれを異なる企業が分担するようになる可能性がある。ソニーグループが「SONYカー」事業化の検討を発表するなど異業種が続々と参入するなか、迎え撃つ日本車メーカーの焦燥感は高まる一方だ。

ホンダの量産ノウハウに期待

ソニーグループは1月のEV参入検討の発表から2カ月後、ホンダとのEVやモビリティー分野での提携を発表した。EVで本体から独立した共同出資会社を2022年中に設け、技術者が創造的に設計・開発できる自由な環境を整える。ソニーのソフトやエンタメの強みとホンダの車両量産技術の掛け合わせが成否のカギを握る。両社は井深大氏と本田宗一郎氏のそれぞれの創業者同士が交友を深めた。自動車産業が100年に1度といわれる変革期を迎えるなか、EVでのタッグで創業時の精神を取り戻せるが問われる。

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