KDDI、アップルウォッチで「不整脈」早期発見へ実証

KDDIとKDDI総合研究所は28日、米アップルの「アップルウォッチ」で不整脈の一種である心房細動を早期発見するため、実証実験を始めたと発表した。KDDIが独自に開発した健康アプリを活用し、心電図計測の習慣化やオンライン診療につなげる。
同日、実証実験の参加者約1000人の募集を始めた。アップルウォッチで心電図や不規則な心拍を測定し、健康アプリ「ポケットヘルスケア」で心電図や心拍の計測結果を取得する。参加者はアプリを通して医療機関のオンライン診療を受けられる。
アプリに心電図の計測を促すアラーム機能などを追加し、計測の精度を高める方針。