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アドテストの純利益上振れ、7%増の750億円 22年3月期

最大700億円の自社株買いも

アドバンテストは28日、2022年3月期の連結純利益が前期比7%増の750億円になる見通しだと発表した。従来予想(8%減の640億円)を上回り、2期連続の最高益になる。スマートフォン向け先端半導体の高機能化やデータセンター・パソコン向けの半導体需要が拡大し、検査装置の販売が伸びている。一方、世界的な半導体不足で部品調達に影響が出ていることも明らかにした。

同日、700億円を上限に自社株買いを実施することも発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の約5%に相当する。

今期売上高は23%増の3850億円、営業利益は41%増の1000億円と、それぞれ350億円、150億円上方修正した。高速通信規格「5G」対応のスマホや高性能コンピューター(HPC)などに搭載する半導体の高性能化を背景に検査装置の需要が膨らんでいる。

ただ懸念もある。世界的な半導体不足で、製造装置を作るのに必要な半導体などの部品調達が難しくなっている。調達面での影響を考慮し21年7~9月期の売上高予想は939億円と4~6月期(971億円)を下回る見通しを示した。

同日発表した4~6月期決算は、売上高が46%増の971億円、純利益は83%増の193億円だった。受注高は前年同期比2・6倍の1612億円。同社が強みを持つ、演算半導体「SoC(システム・オン・チップ)」向けテスターの4~6月期の売上高は前年同期比2倍の502億円に増えた。

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5Gとは
現行の「第4世代(4G)」の最大100倍の速さの次世代通信規格。毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットの最高速度はアナログ方式だった1980年代の第1世代の100万倍。2時間の映画を3秒でダウンロードできる。米国と韓国の通信大手が世界に先がけて商用サービスを始めた。

1Gから4Gへの進化は主に速さの向上だった。5Gは「多数同時接続」「超低遅延」という特徴が加わる。たとえば自宅で約100個の端末やセンサーを同時にネット接続できる。利用者が通信の遅れを意識することは格段に減る。

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