東急、ホテルとリゾート施設の運営を統合 4月1日付で

東急は28日、ホテルとリゾート施設の運営機能を4月1日付で再編すると発表した。ホテル事業子会社の東急ホテルズのホテル運営業務を、リゾート事業子会社の東急シェアリングと統合する。統合後の新社名は「東急ホテルズ&リゾーツ」とする。
東急ホテルズは宿泊施設の経営に特化する。ホテルやリゾート施設事業は新型コロナウイルス禍で経営環境が悪化しており、効率を高める。
東急ホテルズからホテル運営業務を切り離し、準備会社に吸収させる。準備会社は東急シェアリングも吸収合併し、東急ホテルズ&リゾーツに商号変更する。
東急ホテルズ&リゾーツは地方などの第三者オーナーからもホテル・リゾートの運営業務を受託する。4月に開業予定の東急歌舞伎町タワー(東京・新宿)に今後入る高価格帯ホテルなどは、新たなブランド群「DISTINCTIVE SELECTION」として展開する。
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