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小田急の23年3月期、営業益下方修正 コロナ「第7波」響く

小田急電鉄は28日、2023年3月期の連結営業利益が前期比3.2倍の196億円になる見通しだと発表した。従来予想を50億円下回る。7月以降の新型コロナウイルス感染「第7波」の影響で運輸業や流通業の需要回復が想定を下回り、利益が下振れする。

売上高にあたる営業収益は前期比9%増の3914億円の見通し。従来予想を97億円下回る。純利益は18%減の100億円と従来予想を据え置く。固定資産の売却による特別利益19億円を新たに計上する。

部門別の営業損益は運輸業が61億円の黒字(前期は54億円の赤字)、流通業は5億円の赤字(同16億円の黒字)を見込む。従来予想からそれぞれ53億円、12億円減額する。新型コロナの感染再拡大による移動需要の落ち込みに加え、電気代の高騰に伴う鉄道車両の動力費用がかさむ。

22年4~9月期連結決算は純利益が前年同期比26%増の100億円だった。行動制限の緩和に伴って定期外を中心に鉄道利用などが回復した。旅客運輸収入は16%増の496億円だった。

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