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トーハン、22年4~9月は最終赤字9億円 書店の販売減

出版取次大手のトーハン(東京・新宿)が28日発表した2022年4~9月期の連結決算は最終損益が9億5700万円の赤字(前年同期は4億7800万円の黒字)だった。インフレの影響で消費が冷え込み、書店の店頭販売が減少した。高止まりする運賃も重荷となった。

売上高は10%減の1913億円、営業損益は7億4300万円の赤字(前年同期は11億円の黒字)だった。書籍、雑誌など全商品種別で減収した。特にコミックの売上高はヒット作に恵まれた前年同期間から12%減った。

同日の記者会見でトーハンの小野晴輝専務は「上半期は予測以上に店頭消費の冷え込みが厳しかった」と話した。ただ通期では営業黒字化を目指すとしている。小野専務は「読書推進キャンペーンや新刊書籍・雑誌の単価上昇によって足元の店頭売り上げは下げ止まりつつある」と説明した。

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