日立建機、全製品を平均8%値上げ 全世界で4月

日立建機は28日、建設機械や鉱山機械の全製品のグローバル販売価格を4月から平均8%引き上げると発表した。値上げ率は地域や取引案件によって異なる。値上げは日米欧など先進国が中心になる見通しだという。
油圧ショベルやダンプトラックなどが幅広く対象となる。2022年にも平均4%値上げしたが、「エネルギーコストや労務費の上昇が続いており、企業努力で吸収可能な範囲を超えている」という。部品は1月に平均5%の値上げをしている。
建機業界ではコマツも2月、国内市場向けの建機とフォークリフトの全機種で平均10%の再値上げをした。

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
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