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テルモ、続落 コロナ再拡大に警戒強まる

28日の東京株式市場でテルモ株が一時、前週末比30円(1%)安の4410円と続落した。コロナ禍で延期となっていた同社製品のカテーテル(医療用細管)などを使った病院での治療が再開されるとの期待から、株価は5月中旬以降、上昇傾向だった。足元で新型コロナウイルスの感染再拡大に警戒が強まり、上値を抑えている。

終値は15円安の4425円だった。テルモは2022年3月期の連結営業利益(国際会計基準)を前期比9~15%増の1070億~1130億円と予想する。主力製品の販売回復を見込みつつ、5月の決算発表時には「新型コロナワクチンの普及状況に不透明さが残る」(武藤直樹執行役員)として幅を持たせた。

ワクチン接種の進展などを背景に、株価は3月24日につけた年初来安値(3788円)から17%高い水準にある。SMBC日興証券の徳本進之介アナリストは「脳血管向けカテーテルなど競争力の高い製品が伸び、22年3月期の営業利益は会社予想を上回る公算が大きい」と話す。

一方、株価上昇を受け、治療再開による業績回復は「株価に織り込み済み」(クレディ・スイス証券の酒井文義シニアアナリスト)との見方も出てきた。買いが一巡し、「一段高となるには新規材料が必要」(外資証券)との声もある。

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