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JTB、JR4社から19億円増資 財務基盤強化

旅行大手のJTBが、株主であるJR東日本、JR東海JR西日本JR九州の4社に対して優先株を発行し、計19億円を調達する。新型コロナウイルス禍で旅行需要の低迷が長期化しており、財務基盤を強化する。払い込みは5月2日を予定し、増資後すぐに資本金を10億5千万円から1億円に減らす。

JTBがコロナ禍で資本増強を受けるのは2回目。2021年9月末に日本政策投資銀行(DBJ)や取引先の3メガ銀行に対して第三者割当増資を実施し、300億円を調達。直後に資本金を1億円に減らしていた。資本金が1億円以下の場合は税制上の中小企業となり、税負担が軽くなる効果がある。

今回の増資は、4月8日に臨時株主総会を開いて承認を受け、5月2日に払い込みを受ける。同社の株主であるJR4社に対して優先株を発行する。4社それぞれの出資額は非公開としている。JTBは「前回の増資(21年9月)と同じタイミングで決定していた一連の資本増強策だ」と説明した。

JTBはコロナ禍での財務改善を目指し、21年には福利厚生代行の子会社を同業大手のベネフィット・ワンに150億円で売却。保有ビル2棟も300億円程度でそれぞれ売るなど、事業構造改革を進めている。22年1月以降も「オミクロン型」による感染拡大が続き、海外旅行を含めた旅行需要の全面回復の時期は不透明だ。

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