東京ゲームショウ、9月21〜24日に幕張メッセで

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は28日、世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2023」を9月21〜24日、幕張メッセ(千葉市)で開くと発表した。昨年に続いてリアルとオンラインの開催とする。
入場人数の制限をなくし、4年ぶりに幕張メッセのホール全館を会場とするため、過去最大規模になる。コスプレエリアを復活する。小学生以下も入場できる。9月21〜22日は企業が商談などをするビジネスデイとし、一般公開は23日から。4日間で計20万人の来場を予定している。
パソコン(PC)ゲームの利用者が増えているため、最新のゲーミングPCなどのハード関連を展示する「ゲーミングハードウェアコーナー」を設ける。ゲーミングチェアや防音設備を手掛ける家具メーカーなどゲーム周辺機器の出展も増えているため「ゲーミングライフスタイルコーナー」も新設する。
テーマは 「ゲームが動く、世界が変わる。」とした。日経BP東京ゲームショウ事務局長の田辺太陽氏は、展示コンテンツは世界の様々な産業から注目されており、大きな影響力があると強調。「世界を支え、世界をけん引しているゲーム産業に携わっていることを誇りに思ってもらえるショウを目指していきたい」と語った。
新型コロナウイルス感染防止のため入場者数を制限して開催した22年は、38カ国から605の企業・団体が出展し、うち海外勢が約半数を占めた。出展したゲームは1864タイトルに上り、4日間の来場者数は13万8192人だった。