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無症状者のウイルス、6~8日で大幅減 待機短縮の参考に

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国立感染症研究所と国立国際医療研究センターは28日までに、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」に感染して無症状だった人では、ウイルスを排出する可能性が最初の検査から6~8日後に大幅に減少するとの調査結果をまとめた。8日後以降に採取した検体からはウイルスが分離されなかった。感染者や濃厚接触者の待機期間を見直す上での科学的な根拠の一つとなる。

無症状のオミクロン型感染者から採取した検体について、検体中のウイルス遺伝子(RNA)の量をPCR検査で解析した。さらに、感染能力のあるウイルスが存在するかも培養細胞を使った実験で調べた。

最初の検査からの日数がたつにつれ、検体中のウイルス遺伝子の量は減少傾向にあり、ウイルス遺伝子が検出されない症例も増えた。8~11日後には18例中15例でウイルス遺伝子が検出されたが、12日後以降は15例中5例だった。

一方、感染能力のあるウイルスが存在していたのは0~5日後には16例中9例だったが、6~7日後には13例中2例に減少し、8日後以降は0例だった。検体中のウイルス遺伝子が検出されなくなるよりも早い段階で、感染能力を持ったウイルスが存在しなくなっていることがうかがえる。

全体的に症例数が少ない速報的な調査であることに注意は必要だが、報告書では、無症状者が感染能力のあるウイルスを排出する可能性は6日後から8日後にかけて「大きく減少していくことが示唆された」と考察している。

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