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太陽光発電の効率低下防ぐ スタートアップが清掃ロボ

日経クロステック

太陽光発電が広がる中、課題になるのがパネルの清掃である。鳥のふんや落ち葉、花粉などが付着したままでは、発電効率が低下してしまう。現在、その清掃作業のほとんどは人力に頼っている。その省力化に一役買うのがロボットだ。

ロボットやドローン開発のスタートアップ、ワールドスキャンプロジェクト(東京・新宿)はエネルギーシステムの展示会「DER/Microgrid Japan 2022」(リアル展示会は26~28日、東京ビッグサイト)に出展。太陽光パネル向け清掃ロボット「SOLAR SUNVA(ソーラーサンバ)」を公開した。

1メガワット規模の太陽光発電所であれば、ロボットの設置や操作を担当する作業員2人が2~3日作業すれば清掃が完了するという。

SOLAR SUNVAは幅が約6メートルまでの太陽光パネルアレイの清掃に使える。まず、横長の同アレイを正面から見て、左右に動く「移動用レール」を設置する。次に、その移動用レールに沿って上下に動く清掃ロボットの「本体」を乗せる。「一連の準備作業は3分ほどで済む」(同社)。

移動用レールと本体は、それぞれ駆動用のモーターを備えている。無線コントローラーによる遠隔操作によって、XYテーブルのように動く。人の手が届きにくいアレイの中心部をはじめ、パネル表面をくまなく清掃できる。

本体は柔らかいポリアミド(PA)製のブラシ2本と散水機能を備えている。水を流しながら同ブラシが回転し、時速3~5キロメートルでパネル表面を移動する。「人による清掃作業と比べて作業スピードは8倍以上になる上、消費する水量はおよそ8分の1以下で済む」(同社)。

2021年秋ごろから販売を開始した。同社によると既に2~3社から引き合いがあったという。価格は248万円(税込み)から。

(日経クロステック/日経ものづくり 斉藤壮司)

[日経クロステック 2022年1月27日掲載]

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