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富士通の共同システム利用行はゼロに 清水銀行が離脱

日経クロステック

清水銀行は27日、NTTデータが提供する共同利用型の勘定系システム「STELLA CUBE(ステラキューブ)」への参加を決めたと発表した。富士通の共同システム「PROBANK(プロバンク)」から乗り換える。

PROBANK利用行は現時点で3行あるが、そのうち東邦銀行と西京銀行(山口県周南市)は別のシステムに乗り換える方針を明らかにしており、今回の清水銀行の離脱によりPROBANK利用行はゼロになる見通しだ。

清水銀行は2024年5月にSTELLA CUBEの利用を始める予定である。STELLA CUBEは中堅地銀向けの共同利用型システムで、現在、きらぼし銀行(東京・港)など10行が採用している。清水銀行で11行目となる。

清水銀行の離脱で、富士通の地銀向け勘定系ビジネスは苦しい状況に追い込まれる。同社が00年代に社運をかけて開発に臨んだPROBANKの利用行がゼロになる見込みだからだ。今回の発表の3日前、24日には西京銀行がPROBANKから日本ユニシスのオープン勘定系パッケージ「BankVision(バンクビジョン)」に乗り換えると発表していた。

共同システムではなく、自営で見ると、現在、群馬銀行滋賀銀行東和銀行富山第一銀行、みなと銀行(神戸市)の5行が富士通と組んで勘定系システムを運営している。ただ既に滋賀銀行とみなと銀行は別のシステムに乗り換える計画を公表している。

富士通は地銀向け勘定系ビジネスの先行きについて「今後もあらゆる金融機関のお客様、および金融機能を必要としているサービサーに対して、時代の変化や要請に合わせてデジタルに対応した新しいサービスを提供していく」(広報)とコメントした。

(日経クロステック/日経コンピュータ 山端宏実)

[日経クロステック 2021年9月27日掲載]

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