Twitter、有料化や終了ならインスタに流入 民間調べ
MMD研究所(東京・港)は、米ツイッターのサービスが有料や終了となった場合に利用するサービスについて聞いたところ、画像共有アプリ「インスタグラム」が4割で最も多かったとする調査結果を発表した。MMD研究所の担当者は「ツイッターと同じく匿名性があり、複数のアカウントを持てることから上位になったのではないか」と指摘している。
2022年12月にオンラインでスマートフォンの利用に関する調査を実施し、15~59歳の男女2231人から回答を得た。スマホで最もよく利用するアプリの種類を聞いたところ、「動画」が29%、「QRコード決済アプリ」が27%、「SNS(交流サイト)」が26%だった。
現在利用するSNSアプリは「LINE(ライン)」が首位で、ツイッター、インスタグラムと続いた。ツイッターを利用すると回答した人692人に対して、サービスが有料もしくは終了になった場合、次に利用すると思うサービスについて複数回答で聞いた。インスタグラムが40%、LINEが32%、フェイスブックが11%だった。「わからない」との回答も35%あった。
「わからない」が多数を占めたことについて、「ツイッターと同様のサービスがないといった理由が考えられる」(MMD研究所の担当者)としている。