企業の真価映す「インパクト会計」、実用化の難路
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企業が稼いだ利益以外の要素を金額換算する試みが広がり始めた。「インパクト会計」と呼ばれ、脱炭素などESG(環境・社会・企業統治)の側面も数値化して企業価値に反映する。企業が持つ真の価値が見えるとして、投資家の期待は高いが、企業の宣伝に終始しないか、公害など社会に与える負の影響を織り込めるかなど、実用化への課題も多い。
「社会的インパクトは3.7兆円」。SOMPOホールディングスの桜田謙悟グループ...
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現代の日本、世界が直面する構造問題の根っこに一体なにがあるのか。未来志向の「解」を求めて、記者が舞台裏や歴史を徹底的に探ります。