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武田薬品、4~6月純利益24%減 事業売却の反動で

武田薬品工業が28日発表した2022年4~6月期(国際会計基準)の連結決算は、純利益が前年同期比24%減の1050億円だった。前年同期に計上した糖尿病事業の売却収入がなくなった影響が大きい。消化器系疾患領域をはじめとした主力薬は好調だった。

売上高にあたる売上収益は2%増の9724億円だった。潰瘍性大腸炎・クローン病の治療薬「エンティビオ」が米国や欧州などで伸び、消化器系疾患領域の売上収益は28%増の2704億円と好調を維持する。新型コロナウイルスからの経済再開で米国中心に診断数が増えた。

武田は国内の糖尿病治療薬の事業を帝人ファーマに売却し、前年同期に1330億円の事業売却収入を計上した。この反動で営業利益は39%減の1505億円だった。事業売却などの影響を除いた「コア営業利益」は前年同期比28%増の3191億円で、4~6月期としては過去最高だった。

クリストフ・ウェバー社長兼最高経営責任者(CEO)は「事業売却後の変動はあったが、成長製品と新製品が伸長した」と電話会見で述べた。

19年に買収したシャイアーが強みとしてきた血しょう分画製剤の事業も、今期は好調に推移する見通しだ。武田は米国売上高が5割を占め、円安は追い風となる。シャイアー買収で膨らんだ有利子負債の返済や新薬の研究開発を急ぐ考えだ。

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