EDGE、多様な社員の価値観測定ツール提供

企業向けの社内SNS(交流サイト)などを手がけるEDGE(エッジ、東京・港)はこのほど、従業員の働き方への価値観をクラウド上で可視化するサービスを始めた。社員がアンケート形式で質問に回答すると、働く上での行動原理や幸福感を感じる要素などをタイプごとに示す。多様な社員がいる中、上司が部下一人ひとりの価値観を把握して管理し、指導する際の接し方などに役立てる。
新サービスの「エアリーマネジメントクラウド」は、約50問のアンケートに答えて価値観を測る。3カ月に1回など定期的に診断すれば、価値観の変化を追いつつ、部下の状況を把握できるという。利用は50アカウントからの年間契約で、料金は120万~130万円程度とな る。
EDGEのサービスはIT(情報技術)企業のガイアックスが2006年から手がけていたが、17年に事業を独立させる形で創業した。これまでガイアックスが株式の過半を保有していたが、今年経営の意思決定を迅速化するため、MBO(経営陣が参加する買収)を実施。MBOにあたり、第三者割り当てなどで約1億5000万円の資金を調達した。
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