富士興産に1株1250円でTOB アスリード・キャピタル
シンガポールを拠点とする運用会社のアスリード・キャピタルは27日、燃料油やアスファルトを手掛ける富士興産にTOB(株式公開買い付け)を始めると発表した。期間は4月28日から6月14日まで。TOB価格は1株当たり1250円。
アスリードは16.8%の株式を保有しており、TOBの理由を「経営陣から企業価値向上の方針について納得できる方策が提示されず、中長期的な企業価値向上のために非公開化が必要」としている。買い付け比率の下限は40%に設定した。