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5Gのデータ通信を効率化 三菱電機やOKIが新技術

ネットワークプロバイダーによる通信管理作業の低減につながる

三菱電機OKIなどは、高速通信規格「5G」のデータ通信を効率化する技術を開発したと発表した。要件に応じてネットワークを自動で仮想的に分割する。通信能力の割り当てを最適化できるほか、異なるサービス同士の干渉も起こりにくくなる。ネットワークプロバイダーによる管理作業の低減につながる。

5Gの商用化を受けてライブ配信や自動運転など様々なサービスが期待されている。ただ、通信装置ごとに通信能力を把握したりネットワークを設定したりしている現状では、管理作業の負荷が大きくネットワークの利用効率も低下するという課題があった。低遅延や大容量、多数同時接続など重視する要件が異なるサービスを同じ物理ネットワーク上で提供するため、相互干渉による品質劣化の恐れもある。

開発した「光アクセスネットワークの仮想化制御技術」は、通信が必要な機器を結ぶ通信経路ごとに通信能力を把握。ライブ配信には大容量、自動運転には超低遅延といった、それぞれの要件ごとにネットワークを仮想的に分割した「ネットワークスライス」を自動で構築する。近い将来の実現を見込む需要予測技術を活用し、各スライスへの通信能力の割り当ても制御できるようにした。

総務省の委託研究で開発した。今後、大規模施設などのローカルネットワークで今回の技術を活用したサービスの検証を進め、早期の実用化を目指す。

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5Gとは
現行の「第4世代(4G)」の最大100倍の速さの次世代通信規格。毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットの最高速度はアナログ方式だった1980年代の第1世代の100万倍。2時間の映画を3秒でダウンロードできる。米国と韓国の通信大手が世界に先がけて商用サービスを始めた。

1Gから4Gへの進化は主に速さの向上だった。5Gは「多数同時接続」「超低遅延」という特徴が加わる。たとえば自宅で約100個の端末やセンサーを同時にネット接続できる。利用者が通信の遅れを意識することは格段に減る。

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