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加賀電子、年初来高値に 半導体市況が追い風

銘柄診断

27日の東京株式市場で加賀電子株が一時前日比46円(1.6%)高の2855円まで上昇し、年初来高値を更新した。世界的な半導体需要の高まりに加え、新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要でパソコンや周辺ソフトウエアの販売が伸長。2022年3月期も好業績が見込めることから、国内外の投資家による買いが入っている。

終値は7円(0・2%)安の2802円だった。同社は車載機器や事務機器の受託製造サービス(EMS)事業を拡大しており、足元で連結売上高の約4分の1を占める。世界的な半導体不足はリスクにもなるが「自動車産業でアウトソーシングの傾向があり、成長ポテンシャルがある」(いちよし経済研究所の張谷幸一企業調査部長)という。

21年3月期通期の純利益は前の期比95%増の113億円と、2年ぶりの過去最高益だった。新型コロナの影響で期初に業績悪化を見込んでいたが、半導体や情報機器の需要が堅調に推移したことや、自動車市場の回復で上方修正を繰り返し、結果的に増益を達成した。

コロナ禍による在宅勤務の浸透や、交通費・販管費の削減で利益率が改善。同社は22年3月期に営業増益を見込む。27日時点のPER(株価収益率)は9倍台と過熱感は乏しい。当面は高値圏で推移しそうだ。

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