減量に「食事のタイミングは関係せず」 米研究 - 日本経済新聞
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減量に「食事のタイミングは関係せず」 米研究

減量には食事のタイミングよりも頻度と量が強く関連することが、米研究で明らかになった。特定の時間帯だけに食事する「断続的断食」より、全体的に食べる量を減らして総カロリーを減らすほうが効果的だと示唆された。

米ジョンズ・ホプキンス大学は約550人の約6年間分の電子カルテを分析した。8割が白人で平均年齢は51歳、多くが大卒以上の学歴だった。アプリを使い、食事時間、食事のおおよその量、起床時間や就寝時間を半年間追跡した。

食事のタイミングは6年間での体重変化と相関していなかった。1日のうち最初の食事から最後の食事までの時間、起床して最初に食事をとるまでの時間、最後の食事から就寝までの時間、いずれも関連が見られなかった。

1回に1000カロリーを超える、または500〜1000カロリーの食事の1日あたりの合計回数は体重増加と関連しており、500カロリー未満の食事の回数を減らすことは体重減少と関連していた。

断続的断食は代謝を調節するとの研究報告もあるが、今回の研究では関連が低かった。例えば1日24時間のうち、16時間は断食し8時間は食べるというような断続的断食は減量にあまり効果的でないことが示唆された。

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