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エチレン設備稼働率、4月は95.3% 高稼働率を維持

エチレン生産設備は高稼働率を維持している

石油化学工業協会(東京・中央)は27日、化学製品の基礎原料であるエチレンの4月の生産設備稼働率が95.3%だったと発表した。実質的なフル稼働の基準である95%を2カ月連続で超え、好不況の目安となる90%は11カ月連続で上回った。新型コロナウイルスの影響から復調し、高稼働率を維持している。

エチレン生産量は前年同月比17.4%増の54万6200トンだった。2020年4月は全国に緊急事態宣言が広がっていたうえ、定期修理中のプラントも2基あったため特に生産が落ち込んでいた。同日記者会見した石化協の和賀昌之会長(三菱ケミカル社長)は「安定供給を果たすため、高稼働を維持している今こそ保安・安全確保に努める」と述べた。

石化協と塩ビ工業・環境協会がまとめた主要5樹脂の生産量(数量ベース)は、全5樹脂で前年同月比プラスだった。消費の持ち直しを受け、国内出荷も前年を上回った。低密度PE(ポリエチレン)は主力のフィルム分野の回復が続き、高密度PEはパイプ向けの出荷が伸びた。

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