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日本精工、軸受け部品のCO2排出量を9割減 

日本精工は27日、製造段階から廃棄されるまでのライフサイクルでの二酸化炭素(CO2)排出量を従来比9割削減できる軸受け(ベアリング)部品を開発したと発表した。植物由来のバイオマスプラスチックを原料として採用しながら、樹脂製として主流のナイロン製と同等以上の強度や耐熱性を確保した。2022年にも自動車や家電などの軸受け部材として市場投入を目指す。

軸受け内部のボール(転動体)を等間隔に保つための保持器に、オランダの化学大手DSM社が開発したバイオマスプラスチックを採用した。バイオマス由来の原料を耐熱性が求められる転がり用軸受け保持器に使うのは世界初だという。植物の生育時にCO2を吸収するほか、生産や廃棄などのライフサイクル全体においても環境負荷を低減する。日本精工は同社の軸受け部品でナイロン製からの置き換えが本格化すれば、年間5000トン以上のCO2排出量の削減につながると見込む。

日本精工は仮想空間で現実の作業を再現する「デジタルツイン」の技術を用いて、樹脂の成形条件の適正化や品質評価にかかる期間を短縮した。同様の製品では開発に2~3年程度かかっていたが、今回は1年弱での開発を実現した。

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