デジタル技術で第6波に備えを 感染症会議閉幕
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新型コロナウイルスへの対応を議論した「第8回日経・FT感染症会議」(主催・日本経済新聞社、共催・英フィナンシャル・タイムズと東京都)が28日、閉幕した。採択した提言「東京感染症ステートメント2021」では、第6波に備えてデジタル技術を駆使した個人の感染情報などのデータ活用の重要性を指摘した。経済活動と感染対策を両立するために、医療体制も含めた総合的な備えが必要だ。
新規感染者数の足元の急減につい...

「日経・FT感染症会議」は、国内外の企業、行政機関・団体、アカデミアなどすべてのステークホルダーが一堂に集まる国際会議です。2014年に「日経アジア感染症会議」として始まり、具体的なアクションプランを日経グループのグローバルメディアを通じて国内外に提起してきました。本年は第8回アフリカ開発会議(TICAD8)と連携し、感染症有事に強いグローバルヘルスの在り方や日本の貢献を議論。G7サミットなどをふまえて薬剤耐性(AMR)対策についても発信します。