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大塚製薬、認知症の行動障害の治療薬 治験で「有効性」

大塚ホールディングス(HD)子会社の大塚製薬は27日、アルツハイマー型認知症に伴う行動障害の治療薬として開発中の「レキサルティ(一般名:ブレクスピプラゾール)」について、欧米などでの最終段階の臨床試験(治験)で有効性を確認できたと発表した。行動障害の起きる頻度が偽薬を投与した患者に比べて減ったという。2022年後半に米国で承認申請をする予定だ。

大塚製薬は、主力とする統合失調症の治療薬「レキサルティ」の適応範囲を広げる治験を米国や欧州連合(EU)加盟国などで実施した。対象はアルツハイマー型の認知症で暴力や暴言などの攻撃行動がある55~90歳の計345人。レキサルティと偽薬を投与して有効性や安全性を比べた。

介護者が3カ月間の投薬期間中、患者の行動障害が起きる頻度を評価したところ、レキサルティを投与した患者の方が平均的に減っていた。行動障害の重症化を抑える効果もみられた。重篤な副作用はなかったという。日本でも実用化を目指して最終段階の治験を進めている。

レキサルティは大塚製薬が創製した化合物の低分子医薬品。デンマークのルンドベックと共同開発・販売の契約を結び、15年に発売した。22年12月期の売上高は前期比7%増の1300億円を見込む。

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