ソニー、2月にテレビなど値上げ 273品で平均14%

ソニーグループの販売子会社、ソニーマーケティングはテレビやカメラなど個人消費者向けの273製品の出荷価格や希望小売価格を、2月1日から平均で約14%引き上げると発表した。原材料費や製造・物流コストなどが高騰していることを踏まえた。エレクトロニクス製品を値上げするのは2022年度で3度目となる。
22年に発売した薄型テレビ3製品が新たな対象になるほか、ブルーレイ・ディスクレコーダーやカメラ用レンズ、ヘッドホンなどの価格も引き上げる。例えばカメラ用のレンズ「SEL1635Z」の希望小売価格は16万5000円だが、2月から17万6000円になる。
ソニーは22年4月、半導体不足や原材料費の高騰などを理由にオーディオ機器など109製品で約3〜31%の値上げを実施。9月にもカメラなど129製品の価格を平均で約8%引き上げていた。

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
関連企業・業界
企業: