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22年大卒求人倍率1.50倍 前年比微減、大手企業は求人増

リクルートワークス研究所が27日発表した2022年春卒業予定の大学生・大学院生の求人倍率は1.50倍と前年から0.03ポイント下がった。下落は3年連続。新型コロナウイルスの影響で中小企業を中心に採用が落ち込んだ。ただ、大手企業は求人を増やしており、社員の年齢バランスなどを考慮して新卒採用を続けている。

民間企業の求人総数は1%減の67万6400人、民間企業へ就職を希望する学生は0.6%増の45万人だった。依然として求人総数が就職希望者を大幅に上回っている。

同研究所の茂木洋之研究員は「企業は将来の人手不足を見越して中長期的な視点で採用計画を決めており、今後も大幅に求人倍率が低下するのは考えにくい」と分析した。

業種別の求人倍率では、流通業が8.12倍(0.84ポイント増)、建設業が6.40倍(0.39ポイント増)と高水準だった。コロナ禍でも人手不足の状況は変わらないとみられる。

大手企業と中小企業の採用意欲には開きがある。従業員300人未満の企業の求人総数は0.2%減の38.1万人、300~999人の企業も求人総数は12.3万人と6%減った。一方、従業員5000人以上の企業の求人総数は4.5万人と3%増えた。

コロナ禍にあって学生は大手志向を強めている。従業員1000~4999人の企業を希望する学生は前年比29.1%増、5000人以上の企業は51.0%増えた。茂木研究員は「学生は企業の財務面などの持続性を重視するようになっている。就活の日程が不規則なこともあり、中小企業は学生に魅力を伝えきれなかった」としている。

学生への調査は2月前半に実施し、22年3月卒業予定の大学生1289人、大学院生385人から回答を得た。結果を基に、従業員規模別や業種別の民間企業就職希望者数を推計した。企業には1月末~3月前半に4459社に対して調査し、求人総数を見積もった。

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